建設業経審の変更について
- 2017年8月16日
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建設業者の皆さんが公共工事の入札に参加するには経審(経営事項審査)の受審が必要になります。
経審は総合評定値(P点)という点数制度です。
評定値(P点)は、その業者の規模(X点)、経営状況(Y点)、技術力(Z点)のほか、業者の保険加入、人材育成、建設用重機の保有、法令遵守などの社会性(W点)で構成されています。
このうち、規模(X点)や状況(Y点)については、景気や受注の影響によって左右されることもあるため評価が伸びない年もありますが、そこをカバーできるのが社会性(W点)であり、これまで私がお手伝いさせていただいた業者さまにもアドバイスさせていただいたところです。
国土交通省の発表によりますと、今年7月の中央建設業審議会において経審に関する改定案が提出され、その中で社会性(W点)に関する見直しが次のように行われたとのことです。
1.W点ボトムの撤廃
W点は、先に掲げた保険加入、人材育成など9項目から構成されており、基本的には該当があれば加点対象とされる仕組みですが、雇用保険や社会保険への未加入、法令違反などの減点対象もあります。
これまでは減点対象の項目によってW点の合計がマイナスになったとしても最低点を「0点」としていましたが、今回の改正ではマイナスのまま(つまり減算)されるようになりました。
このため、W点にマイナスがある業者のP点の平均値は、現行449点のところ393点まで下がることとなり、社会保険への加入や法令順守についてより一層厳しい評価がされることになります。
2.地域防災活動への貢献
自治体と災害時の防災活動に関する協定を結んでいる業者の場合、現行では15点の加点があります。
今回は点数を20点にアップし、「地域の守り手」としての建設業者の拡充を図っています。
3.建設機械の保有
大型重機の所有(購入、リース)については1台1点の加点があります。(上限は15点です)
しかし、機械を所有するには当然資金が必要になるため、特に購入した場合は現金預金の減少や借入金の増加などY点に影響し、ひいては評定値(P点)も下がるといった悪循環があります。
今回、機械の所有台数が少ない場合でも点数をアップ(1台5点、2台6点など。ただし上限は変わりません)することで、P点への影響を抑える施策が実施されます。
今回の改正は来年4月から実施される予定です。
来期の経審に向けて、P点アップを検討するいいタイミングかもしれません。
(引用:CIIC((一財)建設業情報管理センター)メールマガジン№108号)































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